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白いフランス車乗りのブログ ロゴ

  • PEUGEOT 207 DIYでボディーの傷を補修(2020/05/24)

    プジョー207のボディー左後ろ下部傷の状態

    あまり目立たない場所なので手をつけていなかったリア左下の傷。
    ホイールの補修がうまくいった勢いで、こちらの DIY 補修にもトライしてみた。

    EWP(BIANCA WHITE / BLANC BANQUISE)が純正色だが、以前買った Holtz の MINIMIX(特別調合)タッチアップペイントを試したところかなり白っぽい感じだった。ボディーの色が経年変化でオリジナルと違っているせいか。そこで SOFT99 の「Myタッチアップペンとエアータッチ仕上げセット」を購入。試し塗りしたところしっくり合うようだ(Why?)。

    作業時間は約1日。
    補修結果には満足。表面を指で撫でるとわずかなおうとつが感じられるが、近くから見ても周りと区別がつかないほどきれいに仕上がった。

    プジョー207のボディー左後ろ下部傷補修結果

    ホイール補修と同様に忘備録として一連の作業手順を書きとめておく。
    書き連ねると大変なようだが、下地処理さえ丁寧にやればわりと簡単だ。

    ボディー傷補修用塗料と用品

    エアータッチは、基本的にはスグレモノだと思う。ただ、セットアップのわずらわしさとか、改良してほしいところがある。

    1. リペア部分と周辺をきれいにする

    給油のついでに近所の ENEOS で手洗い洗車してもらった。

    2. 下地処理

    2-1 シリコンオフで脱脂
    2-2 傷の1~2mm外側をマスキング。ホイール補修とおなじく耐水性のあるカモ井の建築用「スーパーサスケ」を使用。
    2-3 マスキングテープ面より多少盛り上がるくらいに補修部分をホワイトパテで埋め、1時間以上乾燥。
    2-4 パテで埋めた部分がマスキングテープとツライチになるまでサンドペーパー(#320)で削る。
      ここまではパッドを使い、サンドペーパーを水でこまめに洗うこと。
    2-5 マスキングテープを剥し、適当な大きさに切ったサンドペーパー(#600~800)を2つ折りか4つ折りにし、指で挟んでボディー面まで滑らかに研磨する(パッドは使用しない)。
      パテが膨潤して削りすぎてしまうことがあるので、サンドペーパーに水をつけてはいけない。その分、何度もサンドペーパーを交換する必要がある。この作業は、指で状態を確認しながら少しずつ進めること。
    2-6 処理箇所と周辺の洗浄・乾燥

    3. 塗装

    3-1 ペイント飛沫がかからないようビニール袋などでタイヤをマスキング(ホイール補修の経験からすると、室内作業でも微細なスプレーダストはターゲットの周囲15cm程度まで飛び散る)。
      同時に、補修箇所の近くのボディーに試し吹き用の紙(縦横30cm以上)を貼り付ける。
    3-2 シリコンオフで脱脂(傷周辺も)
    3-3 タッククロスでゴミを除去(同上)
    3-4 ペイントの吹き付け
    3-4-1 エアータッチの説明書どおりにセットアップし、試し塗り用の紙にペイントを吹き付け、感覚をつかむ。
    3-4-2 塗面から6~10cm離して塗装範囲の「長手方向」に1回か2回スプレーする。動かす速度は30cm/s程度。
       おなじ箇所で止めないこと。手首の角度を固定して塗面と平行に動かすのがコツ。
       毎回の吹き付けが終わるごとにエアタッチのノズルと空気穴をティッシュで拭い、詰まりを防止する。
    3-4-3 10分(夏季は5分)ほど乾燥させ、3~5回重ね塗りする。今回は傷が完全に隠れるまで3回重ね塗りした。
    3-5 ペイント吹き付けが完了したら2分以内に「ボデーペン Chibi-Can ボカシ剤」を良く振って試し吹きしてから塗装箇所の周りに吹き付ける。乾いたら完了。

    なお、このあとクリアーで上塗り仕上げしない場合、コンパウンドで磨くことはできない。
    コンパウンドで仕上げることができるのは「ボデーペン Chibi-Can クリアー」で上塗り仕上げ(今回はやらない)したあと。

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