前回の作業の続き。忘備録なので例によって微に入り細に入り書きとめておく。
遅々とではあれ確実に前進するのが DIY の楽しみ。
最終的にパテ削りはマスキングテープなしとなるので、SOFT99 の飛び石キズ補修キットなるものを購入。
これに入っているマスキングシールは厚さが0.05mmと極薄で、しかもサンドペーパーでゴシゴシこすっても摩滅しないので
パテを元の塗装面ぎりぎりまで削ることができる。
ただ、この商品はもともと直径数ミリの丸い傷を補修するためのものだが、私の車には小傷が多いためマスキングシールの穴径が大きすぎる。また、3枚しか入っていないのでコスパが悪い。
マスキングシールを巻きテープ状にすれば使用範囲が飛躍的に広がるだろう。
無傷の部分にできるだけ手を加えないようにするのが私なりのやり方。
前回塗ったパテが盛り上がった部分を「ひと傷ずつ」やっつける。
マスキングシールは幅15mmの短冊状に切って使った。
両側 1mm 程度空けてマスキングシールを貼る。
青い部分は剥しやすくするためあらかじめ粘着面側に貼ったマスキングテープ。
両側のマスキングシールをまたぐように研磨パッドに付けた#600~800のサンドペーパーを往復させて削る。
時々水で洗って削りカスを落としタオルで水分を拭き取る。
マスキングシールは剥して再び貼るのを数回繰り返しても使える。
これで塗装面から0.05mmの高さまで削れた。
ここからはマスキングなしで削る。傷補修の出来を左右するもっとも重要な作業のひとつなので、あせらず慎重に。
。そのため確実を期して水研ぎはしない。
残ったパテの幅より少し広め(4~6mm)の短冊状に切った#800(または#600)のサンドペーパーを多数用意しておく。
これを適当な大きさの研磨パッドにマスキングテープで固定する(固定しないと研磨に集中できないのでダメ)。
力まずに少しずつ削る。数回擦ったら指で段差を確認。これを繰り返し、パテが傷の形状に近づいたら完了。
サンドペーパーは頻繁に交換する。
段差が残っていても削りすぎてもいけない。
上は右ドアハンドル部の状況。残ったパテがまだ矩形なのでもう少しといったところ。
ペイント吹きはいつになるやらだが、本日はこれで終了。次回はまたの機会に。