先月末に傷つけてしまった 207 のリペアがらみで、損保会社の車両保険事務処理について。
むしろ元よりきれいになり、すべて完了したと思っていたのだが・・・
● リペア完了から17日後に損保会社から来たメール
車両の修理費用のお支払いにあたり、運転免許証の情報の確認が必要となります。
免許証の有効期限・交付年月日・免許証の色・12桁の番号をお教えいただけますと幸いです。
えっ、まだ代金を支払っていないの?
免許証情報と業者への代金の支払いとは関係がないように思うけど。
クレーマーでもなんでもないフツーの人間だと自分では思っているが、ここはちょっと突っ込んでみよう。
● 当方から返信
① 免許証情報の使用目的は? 以前に○○損保さんの車両保険を2度利用しましたが、このような要求はありませんでした。
② 運転免許証などの個人情報をメールや電話でお伝えすることには抵抗があります。
● 損保会社回答
免許証情報につきましては、自車運転中の事故により車両保険をご請求いただく際に、運転されていたお客様皆様に確認依頼をしており、確認ができるまではお支払いを
進めることができなくなってしまいます。
これは、運転資格を持っていらっしゃる方がご自身のお車の修理費用についてご請求されているかを確認するためです。
保険金請求書をお送りしますので、書類をご返送いただけましたら速やかに支払い手続きをとらせていただきます。
なんかこちらに落ち度があるようなトーンだな。
車両保険の適用申請にあたって提出すべき書類が送られてきているか再確認したが、そのようなものは届いていない。
免許証情報が必要なら、なぜもっと早期に要求しないのか。業者に迷惑がかってしまうよ。
どう考えても免許証情報が「運転資格所有者が自身の車の修理費用を請求している」ことの証明になるとは思えない。
2日後に「自動車保険金請求書」なるものが郵送されてきた。
請求者と運転免許証の両方の記入枠がマーキングされており、ご丁寧に押印欄まである。
● 余計なことを書きたくないので担当者に確認の電話
① メールでは免許証の情報が必要とだけあったのに、なぜ保険金請求書を提出しなければならないのでしょうか?
② 免許証の情報をメールで知らせる人はいるのでしょうか?
● 損保会社回答
① 免許証情報を記入できる用紙として自動車保険金請求書を流用しました。免許証のコピーでもかまいません。
② ほとんどメールでお知らせいただいています。
請求者の記入枠にもマーキングしてあった件については不問とするにしても、
① 人に情報を求めるなら、はじめに利用目的と伝達方法を明示するべし。それと、流用などの横着をしないでもらいたい。
② 信じられない! 損保会社たるもの、むしろメールでの個人情報伝達を拒否すべきではないのか。
他のセキュリティー対策も推して知るべし。
思い起こすに、保険適用を申し込んだ一週間後に「保険を適用してよいでしょうか」とメールで聞いてきた。
そちらにすべてお任せしますね、ということで了承されたはずなのに、なぜあらためて当方の許諾が必要なのかと問うと・・・
いざとなって保険を利用しないお客さんもいらっしゃるので、という回答。
はじめから理由が添えてあれば、ああそうかで済んだのに。
担当者固有の問題なのか組織の問題なのか分からないが、事務処理の基本ができていない。
これでは将来事故の示談交渉なんか任せていいのか考えてしまう。
信頼していただけに失望も大きい。
ほかの保険会社はどうなんだろう。