サイドシル後部プロテクター(アンダーガード)を取り付けた。
プロテクターを付けたほうがなんとなく格好良く見える。
もともとこのプロテクターは両面テープで取り付けるのだが、一旦貼り付けると剥せないと書いてある。
マイナーであっても改造(外せないのは改造と考えている)はしない主義なので、それは御免だ。
ジャッキアップするとき邪魔になっても困る。
そこで、着脱可能でかつ走行中に外れないようなものにしてみた。
雑な出来の製品なので、あまり凝る必要はない。
同じ形でホワイトのものも入手可能だが、ドアプロテクターと同様、ビアンカホワイトのボディーには馴染まないだろう。
ネオジウムマグネットテープと角型ネオジウムマグネットを張り付けた状態
下記市販マグネットを使用した。
• 和気産業 ネオジウムロープマグネット 10mm x 0.8mm x 3m
• メーカー不明 角形ネオジウムマグネット 20mm x 10mm x 3mm
厚さ5mmの角型マグネットも購入したが、磁力が強すぎて扱いにくいため使用しなかった。
これらのマグネットの磁力は超強力なので、パソコンやスマホ、時計などの機器に近付けるのは厳禁!
とくに角型マグネットは紛失しないこと。保管場所にも注意。
さらに、ゴム表面に油性汚れが付着すると容易には取れないので注意すること。ただちにシンナーで除去する。
マグネットは強力両面テープで貼り付けた。
プロテクターとマグネットの接着面は、すべてシリコンオフで脱脂しておく。
上部の短いマグネットテープには、上側に厚さ0.3mm、下側に0.8mmの両面テープを貼って水平面を出す。
マグネットテープの密着力は0.19kgf/cm2、合計長さは33cmなので、総密着力は6.3kgf。
角形ネオジウムマグネットの密着力は、この大きさでなんと3.6kgf(実効7掛けとして2.5kgf)。
したがって、総密着力は8.8kgf、摩擦係数を0.3とすれば、接着面方向の耐力は2.6kgfとなる。
重量は90gなので、計算上は28G以上の衝撃が加わってもずれないはず。
ただし両面テープの接着力がじゅうぶん強ければの話。走行中に外れたら大変なので時々チェックしよう。
密着力は強いが、細いほうの端からめくるようにすると簡単に取り外せる。
この製品はゴム製で表面処理なし。いくら恒久的でないとは言え、何等かの保護が必要。
ラバープロテクタントを塗布しておく。
ところで、市販のブラックのものを付けるとこんな感じになるだろう。
車の印象って、ちょっとしたことで変わるものだ。